イスラム過激派組織「イスラム国」が欧米だけでなく、日本を標的に。
湯川遥菜さんとジャーナリスト・後藤健二さんを非道な殺害脅迫。
解放条件を2億ドル(約236億円)とした後、ヨルダンが拘束するイラク人女性死刑囚の釈放を要求している。
イスラム国のラジオ放送で湯川遥菜さんは既に処刑されたとされ、日本政府は残る後藤健二さんの救出に全力を挙げる。
イスラム国は、昨年6月に国家樹立を宣言してから5カ月間で、約1500人 をシリアで処刑したと伝えられる。一刻も猶予もない状況に、国民がかたずを飲んで見守るなか、この残虐非道な行為を左翼議員・有田芳生氏らが 「安倍政権攻撃」に政治利用。
彼らは、まるでイスラム国の代弁者だ。 「安倍首相の中東歴訪が事件を引き起こした」 「避難民への人道支援は、イスラム国への宣戦布告だ」 「責任を取れ」などと、政府と国民を揺動している。
そこには「在外邦人の生命と人権をいかに守るか。世界的なテロ問題をどのように解決すべきか」という観点はなく、「腫れ物に触るな。問題解決はテロリスト集団がおとなしくなるまで待とう(妥協しよう)」という無責任な姿勢しかない。
「目的のためには、議論をねじ曲げて、他人をも貶めるのを辞さない」のは、イスラム国も、左翼勢力も変わらない。むしろ、イスラム国自体が、「憎悪」を動機とした過激なイスラム思想(イスラム教も含め宗教本来の本質・動機は「感謝」や「愛」であるはず)が、「左翼革命思想やその手法」の影響を受け、現在のような蛮行を繰り返すようになったように見えるが、いかがだろうか。本当に心痛い問題だ。
小沢一郎代表率いる「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎参院議員は21日、「2億ドルの支援を中止し、人質を救出してください」とツイートした。これは安倍晋三首相宛となっていた。
山本氏のツイート内容が気に入ったのか、イスラム国のメンバーとみられる人物が「リツイート」と呼ばれる転載機能を利用して“拡散”する事態も発生した。
(ZAKZAK 2015.01.22)
しかも、何を血迷ったか
有田芳生氏はツイッター上でイスラム国テロリストに湯川遥菜さんの情報を提供している。
「事実上テロへの加担であり、売国行為だ」「有田芳生が湯川氏殺害を後押しした」との批判の声がやまないで、炎上。
参照記事)
日米情報当局が追う、イスラム国への “情報協力者”の存在が浮上している。
「イスラム国は当初、安倍首相の中東歴訪を重要視 していなかった。 日本国内などの協力者が、歴訪に合わせて 『世界が注目するチャンスだ』と入れ知恵した可能性 が高い。 この人物を絞り込みつつある」 警察当局は現在、皇居や首相官邸、米国大使館 原発施設などの厳重警戒態勢に入った。
ZAKZAK1月28日