「横田早紀江さんが短波放送『しおかぜ』を通じて北朝鮮にいるめぐみさんに訴えた音声を流して もらった。しかしそこで速記は止められ、院内放送でも放送されなかった。なぜなら自民党参院国対の反対があったからだ」(10月22日のブログより)
有田さん、ウソをつくのはやめましょう。
「自民党は拉致問題の解決に及び腰で、
民主党の自分は解決に向けて頑張っているよ」
とでもいいたかったのでしょうか?
拉致問題を政治利用しようとする姑息で、
子ども並のメンタリティ。
自身のブログで、自民党の反対によって、ビデオが流されなかったことを繰り返し投稿。国民はもちろん、自民党・民主党関係者からの反発も高まっている。
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<<↓日刊紙・世界日報10月28日で問題が公にされた↓>>
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自民党の脇雅史・参院国対委員長は27日、民主党の有田芳生参院議員のインターネットブログ「酔醒漫録」に掲載されていた内容に事実誤認があるとして、民主党の羽田雄一郎参院国対委員長に対し、有田議員に注意をすることなどを求める抗議と申し入れを行った。
有田議員のブログには、20日の参院拉致問題特別委員会で「横田早紀江さんが短波放送『しおかぜ』を通じて北朝鮮にいるめぐみさんに訴えた音声を流して もらった。しかしそこで速記は止められ、院内放送でも放送されなかった。なぜなら自民党参院国対の反対があったからだ」と記されていた。
これについて脇国対委員長は27日、本紙とのインタビューで「全くの事実誤認」で、「自民党参院国対の反対があった」との指摘は間違いであり、「全党合 意だった」と強調した。脇氏はまた、「(有田氏には)矜持というか常識があるはず」だなどと指摘。民主党の羽田雄一郎国対委員長に電話で有田氏へ注意をす るよう求めた。その後、同氏のホームーページから問題の個所や読者のコメントの一切が削除された。
これに関して有田事務所に問い合わせをしたが、同日夜までに回答はなかった。
自民党参院国対委員 脇雅史氏との一問一答の要旨
全くの事実誤認だ。国会は議員同士が議論をする言論の府であり、委員会にビデオやテープを持ち込んでみんなで聞きましょうということはしない。国会での細かい運営は慣例になっている。その中で与野党が合意して運営している。
そういう中で「横田さんの肉声はみんなで聞いてみようじゃないか」となり、委員会をいったん中断して、委員会という場ではないが、同じメンバーがそれを直接聞いた。これは全党の合意であり、理事会の合意事項によるものである。
――慣例になくても聞こうという提案があった後、民主党側からその内容を速記録に書くことや実況中継を流そうという話はあったか。
それはない。聞いていない。
――拉致問題は超党派で解決していくべきだが、ブログでは自民党批判になっているが。
全党が理事会で合意してやったことだ。しかも、委員会の運営の責任は与党である民主党が一番負っているはずである。委員会は与党が握っているし、与党並 びに委員長の問題なのだから自民党に言うこと自体おかしい。こういうかっこうで異を唱えるということは自民党に対してだけでなく民主党に対する反乱にな る。ホームページからの削除だけでなく、謝罪もすべきだ。
――今後、この問題は。
注意を申し上げるが、あとは本人の良識だ。自分が間違った時、どうすればいいか、言論を仕事とする人の矜恃というか、常識があるはずだ。民主党の羽田雄一郎参院国対委員長にも私から注意をするよう申し入れをしておく。
(聞き手=早川一郎、片上晴彦)
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この問題の詳しい経緯はこちらのブログで公開されている。